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橋仔頭糖廠内神社(橋仔頭神社)の狛犬

10年ほど前に狛犬のホームページを作っていましたが、サーバーの契約解除と共にそのままお蔵入りさせておりました。
古い情報ではありますが、備忘録を兼ねて当時紹介していた狛犬の記事を順次アップしていきます。

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昭和6年(1931年)11月5日鎮座。
日本統治時代の1901年、当時としては最新の設備を備えた製糖 工場が橋仔頭に設立されました。

そして、皇民化運動の一環として橋仔頭の製糖工場内に神社が据えられました。神社の本殿はそう大きなものではなく、階段が5段つい ていたそうです。
戦後、神社は取り壊されその跡地に中山堂が国民党によって建てられました。その際瓦礫を全て撤去せず、糖廠の片隅に打ち捨てられたものもあり、 事務所や宿舎のある辺りで石灯籠などの一部がごろごろしていると、狛犬の説明書きにありましたが残念ながら見つけそびれてしまいました。

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◎特徴:台湾の狛犬でよく 見られる長い垂耳。通常の犬歯2本。尾は神殿狛犬(木彫狛犬)のそれに似ています。

liondogさんから台南神社の金属狛犬に似てや しないかとのご意見を頂きましたが、確かに毛の流れ、足の形、そして尾の形などが似ています。台南と高雄は近い上、金属狛犬ならば石造狛犬のモデルとなる可能性は十分考えられます。
この狛犬はなんともいえないかわいらしさにあふれ、撫でずにはいられなくなるような人懐っこさで迎えてくれました。

本当に愛おしさを感じて、思わず走り寄ってしまいました。そして、狛犬を見ていると何ともあたたかい気持ちが満ち溢れてきました。この狛犬を彫った石工が込めた愛情が、ひしひしと伝わって来るような気がしてなりませんでした。

それは、おそらく細部まで丁寧に彫られていること、毛の流れぐあいの良さ、全体のバランスもとれていてさらに質感もあるとてもいい狛犬だからなのでしょう。

さらに、なんともいえない素朴さが垣間見えるところが、台湾で生まれた狛犬らしさなのかもしれません。

Hasizentai_s ◎アクセスの方法:橋頭糖廠の門より少し右側に行ったところにある踏切から線路を出て、少し道なりに歩くと右手に広場があり、その奥の中山堂(現在は糖廠の売店になっている)階段下両脇に狛犬が据えられています。




 

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