« 松尾神社の狛犬(2009.11.21訪問) | トップページ | 文山神社の狛犬? »

佐久間神社の狛犬

ちょうど去年の11月、私が台湾を訪れた際、片倉佳史さんSumiさんとお茶をしながらいろいろ話をすることができました。
しかしその直後、片倉さんと共に花蓮の文天祥公園を訪れたSumiさんが佐久間神社の狛犬を発見するとは夢にも思いませんでした。本当によい友達を持ったものだと、感謝しております。
それでは、貴重な発見を報告いただいた画像と共に紹介して行きたいと思います。

Photo Photo_2 現在、佐久間神社跡は文天祥公園となっております。
こちらは当時の参道と同じく、現在も階段となっているようです。
この階段の左脇は、通常は草が生い茂っているそうですが、このときタイミングよくちょうど下草が刈られたところだったようでした。まさに偶然のもたらした出会いです。 

 

 

Photo_3 Photo_4 Sumiさんが「まさかこんなところに狛犬はいないだろう、でももしかして・・・」と階段の上から覗き込んだところ、なにやら怪しげな物体を発見。
そのまま階段脇からぐるっと廻って足元の悪い中、下へ降りていったそうです。

 

 

Photo_5 Photo_6 Photo_7 Photo_9

とても地盤のゆるいところに据えられているせいで、半分以上が埋まっています。
押してもびくともしなかったそうですから、恐らく地面に直接放置されていたものが埋まってしまったのだろうと思われます。台座なしで直接置かれるというのは、台湾の狛犬では珍しいことではありません。その辺りは、もう役目を果たすことがなくなってしまった台湾の狛犬ならではの特徴とも言えるでしょう。

さて、神奈川大学のデータベースにある佐久間神社の画像を確認したところ、左下にこれと似た狛犬らしき姿を確認することができます。よって、恐らく佐久間神社の狛犬で間違いないでしょう。

Sumiさんによると、材質はセメントであるそうです。
この狛犬ですが、おかっぱのような毛が何となく笏谷狛犬に近いものを感じさせます。

台湾で今まで出会ってきた狛犬たちですが、九州から関西地方にかけての狛犬に近いものが多かったのですが、もしこれが福井あたりの特徴を持つ狛犬だとしたら、またひとつ面白い特徴が出てきたな、と興味津々です。

« 松尾神社の狛犬(2009.11.21訪問) | トップページ | 文山神社の狛犬? »

コメント

記事にして頂き、感謝申し上げます。
「何か遺物はないか」とキョロキョロした甲斐がありました。頭髪の毛先はかなり大きくカールしていて、オカッパ頭という印象は無かったです。笏谷狛犬にはこれに近いものもあるのですか?

こちらこそ、よくぞ探し出してくれましたね、とても嬉しくてたまりません、台湾の狛犬に心引かれる他の方々も皆驚きそして中には早速行動に移されている方もいらっしゃいますね。素晴らしい発見です。
さておかっぱですが、耳の垂れ具合がそう見えるのか、ちょっと画像だけでは判断がつきづらいのでなんともいえないところです。おかっぱの下に巻き毛がある場合もあるのでそれっぽいかなと思ったのですが、東勢神社の狛犬同様、やはり実際に会わないとわかりませんね。
下草が刈られている状態のときに会いにいけるとよいのですが。とりあえず、スコップとかどこかで購入してから訪れるつもりです。

まさか残っているとは思えず、驚きました!結構ぬかるみがひどく、難儀しました・・・。sumiさんの飽くなき探求心の賜です。

片倉佳史さま
本当に、よくぞ発見してくださった!と感謝感激でした。こういう出会いがあるのは、何か狛犬達も「見つけて欲しい」という気持ちを抱いているのではないかと思えて仕方ありません。
台湾の狛犬友達とも、この狛犬が一番見て見たいという話で盛り上がりました。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/395093/33024468

この記事へのトラックバック一覧です: 佐久間神社の狛犬:

« 松尾神社の狛犬(2009.11.21訪問) | トップページ | 文山神社の狛犬? »

最近のトラックバック

2016年5月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

ANA