社路墘社(虎山社)の狛犬
2004年12月30日(木)訪問
ここはもともと、社路墘製糖所(現在の仁徳糖廠)構内神社のあった場所とのことですが、現在、阿弥陀仏堂となっています。
そこに安置されている仏像は、日本統治時代に納められたものだそうで、確かに台座には「民國二十三年(昭和の年号が修正されています。=昭和九年)五月廿七日」の年号が刻まれていました。
さてこの石獅ですが、台座部分に「昭和九年五月吉日」の文字が見られます。更には「奉納」の文字及び奉納者名も数多く刻まれています。
先日、この石獅についての疑問に対して、狛犬友達に話をしたところ、実に明朗な回答をいただきました。
まずliondogさんからこの台座は中国石獅のスタイルであることを指摘され、なるほどそうだなあと納得していたら、すぐに台湾の仲間から連絡をいただきました。そして知りたかった情報を教えていただけました。それは銅銭に刻まれた文字が「昭和九年」であることです。
なぜ当時それを見ていなかったのか(気づかなかったのか)覚えていませんが、最初の頃石獅については「中国獅子をそのまま(狛犬として)据えたもの」と思い込んでいたことを思い出しました。。その後何度もそのパターンのものを見たり、当時の資料で確認することにより「中国獅子を最初から狛犬として据えるために製作したもの」と判明したため、じっくり見るようになりましたが・・・何だか申し訳ない気持ちでいっぱいです。近いうちに、ちゃんともう一度狛犬として会いなおしに行こうと思います。
尚、周囲には神社時代の名残として、柵の一部や階段の一部が見られます。
アクセス方法:保安駅から駅前通を進み突き当りを右折、煙突を目標にひたすら20分ほど歩くと仁徳糖廠の正門があり、その奥左手の宿舎がある方向へ入るとほどなく神社跡が見えてきます。
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コメント
以前パリのある博物館で狛犬が展示されており
説明書きに「ガーディアン・ライオン」という意味のフランス語が書いてあり、へえ、そうなんだと思ったことを、思い出しました。
日本にも台湾にもライオンはいないはずですが、こうして獅子の像を置いてあるのは、とても興味深いです。何を参考にしたのかなあ、なんて。狛犬には当時の人たちのロマンが注ぎ込まれているのかもしれませんね。
(こちらではハンドルネームは、夫婦ともかっぱでいかせていただきますね。)
投稿: 夫婦ともかっぱ | 2007年4月29日 (日) 00時12分
狛犬って何だろう?というのは実は意外と深いテーマだと思います。
スフィンクス-獅子-狛犬という大まかな変化ではなく、もっと加味される要素が多くて一言で語りきれないという感じがします。結構面白い存在です。
もともと神殿に据えられた木造狛犬は、獅子と狛犬と称されていることからして奥深いですよね。この小さな存在に内包された歴史や文化の流れに魅力を感じてなりません。
投稿: こまくに | 2007年4月30日 (月) 09時45分
くにさん
こんばんは
竹田までは、ついてこれたのですが、保安駅というのがどこか判りません。やはり、屏東線でしょうか?
すみません、方向音痴なので。
投稿: 彰化パパ | 2007年5月 1日 (火) 01時48分
彰化パパさま:
保安ですが、実はちょっと移動しておりまして、西部幹線の台南駅、高雄側へひとつ隣の駅になります。確かにこれだけではわかりにくいですね、すみません!狛犬の残っているところで、これから紹介してゆく場所は一言で説明しづらいところが多いので、気をつけるようにしますね。ありがとうございます。
仁徳糖廠の売店でもおいしいアイス売ってるらしいのですが、平日は閉まっていました・・・もしかしたら休みはあいているかもしれません。もし行かれましたらそちらもぜひ楽しんでみて下さい。
投稿: こまくに | 2007年5月 1日 (火) 07時28分
おはようございます。
ありがとうございます。
地図をぼんやり眺めながら、旅を想像していたので
つい、質問をしてしまいました。ごめんなさい。
2年ぐらい前までは、ぜーんぶ狛犬だと思っていました。
「獅子と狛犬は違う」というのを知ったのは、
くにさんの「ふっくら」のH.Pをみたときです。
スフインクスまでつながっているのですか!
壮大ですね。
むかーし、映画「インディージョンーズ、失われたアーク」を観てから、お神輿やモーゼあたりに興味深々の時期がありましたよ。
アイスを食べながら数十年前、数百年前にタイムスリップしそうです。
投稿: 彰化パパ | 2007年5月 1日 (火) 08時46分
彰化パパさま:
いえいえ、こちらこそ質問いただいてなるほど!って気が付きました、助かりました。折角紹介するのによくわからない場所では狛犬たちも悲しがります。これから色々紹介して行きますので、ぜひ地図を片手に脳内旅行計画を楽しんでくださいね!
獅子と狛犬・・・私も台湾で説明されるまで何も思わず狛犬のことを眺めていました。でもきっかけを得て、この面白い世界へやってくることができました。彰化パパさまも、庶民的でありながら実は奥深い世界をゆっくり堪能してください!
実は来週、台湾へ行きます。
また新しい狛犬の存在が判明したからです。
戻ったらすぐにアップしますので、お楽しみに!
投稿: こまくに | 2007年5月 1日 (火) 19時50分