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善化糖廠内神社(湾裡社)の狛犬

2007年5月13日訪問

Sp1050143 善化糖廠は、現在ちょっとした人気スポットとなっています。夕方訪れたのですが、結構な人でにぎわっていて驚きました。

アイスクリームを求め、多くの人々が売店に群がっていました。私もまずは緑豆のアイスキャンデーを楽しみました。

S

売店で狛犬がいる場所を尋ね、アイスを食べながら煙突の見える方向へ歩いてゆきます。どんどん人気がなくなり、ちょっと離れただけで随分寂しい雰囲気に・・・

そして、階段脇に据えられている狛犬を見つけました。役目を無くし、所在なげにひっそりと佇む姿になんともいえない気持ちになりました。ただ黙ってしばらく頭をなでていました。

S_3 S_4 S_5

この狛犬はセメント製です。そのため風化が進んでおり、このままだと静かに朽ちてしまうでしょう。

形は石造狛犬というより、木彫に近いようなすっきりしたものです。尾の部分を観察すると、根元の部分があり、そこからすこし上の部分に何かがくっついていたような跡が見られました。

もしかすると根元がループ状になった、金属狛犬のような尾をしていたのではないでしょうか。しかしセメントで造られていたため、その形状ではそう長らく耐えられなかったのでしょう。木彫に近いということは、ブロンズ狛犬にも似ているということですから、やはりその辺を意識して作られた狛犬なのでしょう。

台座には「昭和」「奉納」の文字がうっすら伺えました。奉納者の氏名も何とか確認できました。

S_2日が暮れ行く、あたたかいオレンジ色をした光の中で遠ざかる狛犬は儚げで、そのまま静かに消えてしまいそうでした。

目に焼きついて離れない、本当に寂しげな姿でした。

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コメント

セメント製の狛犬もあるのですね。
知りませんでした。日本でもあるのかな?

コンクリって言った方が台湾ぽいかな(^_^;)

「あたまコンクリ」ですね!これは初めて台湾で聞いたときそりゃあびっくりしました。
セメント製の狛犬は、台湾ではいくつか存在します。
日本国内でも見かけられますが、やはり石のほうが圧倒的多数です。セメントは新しい材料ですから・・・あとセメントでこさえた上から色を塗って石っぽくしたものもあるそうです。

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