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第三日目:金門島風獅爺その1

それでは、今回訪ねることのできた風獅爺について簡単にご紹介してゆきます。

1:陽翟(金沙鎮)の風獅爺

ひとつの集落内に「村落型風獅爺(比較的大型で、主に石造。村落の郊外に置かれ、村民全体が所有するものであり、村落全体及び村境を守る。村民は生誕日以外にも普段通り過ぎるときにも拝むことを忘れない。)」が4体もあるのは、金門の中でもこの陽翟だけとのこと。今回はうち3体に会うことができました。

①村の南側斜面に立つ石造風獅爺

1 修築工事の際、うっかり土中深く埋めてしまったが、民國七十二年になってようやく再び掘り出されたもので、毎年旧暦九月二十一日(普庵佛祖生誕日、會山寺で壇を設け祈祷するその時)に拝拝するそうです。

初めて実物に会ったわけですが、あまりにかわいらしくて驚きました。

重責を担っているのに、なんとも素朴で愛らしい、それでいて味わい深い姿にもう釘付けでした。

②會山寺前方の廟埕に立つ石造風獅爺

3 体は細長く、手には黄色い軍令旗を握っています。

この前方に見えているのが国家三級古蹟に名を連ねる「陳禎恩榮坊」になります。                                    

                                               

③會山寺後方に立つ風獅爺

2 陽翟村内唯一のレンガ及びセメント製の風獅爺。内側にレンガを積み、外側をセメントで造り上げたもので、一度壊されたものの民國七十四年、會山寺建て直しの際に風獅爺もあわせて修築し、現在の姿となったそうです。

高い鼻、大きく太い眉が特徴で、表情はりりしさの中にも愛らしさが垣間見え、作り手の愛情がひしひしと感じられました。

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コメント

>修築工事の際、うっかり土中深く埋めてしまったが、

うっかりって…。


軍令旗を持っているは基本なのでしょうか。
オスだけ持っているとか、何か決まりごとがあるのかな?

うっかりの状況については、詳しいことはわからないのです。

軍令旗を手にしているメスもあるようなので、特に決まりはないのかもしれません。
ちなみに足元に繍球、胸には巾帯というのは吉祥及び辟邪の象徴だそうです。獅子と似てますね。

こんばんは
おひさしぶりです。

ここの村の風獅爺のマントは黄色なのですね。
村によって決まっているのかなー。

1月に行きましたよ。
風獅爺のことは、なーんにも知らないのですが、
ものすごく気になります。
台湾の狛犬50と金門の風獅爺100。ですね。
ながーーい楽しみです。

彰化パパさんこんばんは、ご無沙汰でした!

金門島の旅はとても充実されていたのですね、風獅爺にも会えてさぞかし楽しい旅だったでしょう!

マントの色は、全部の集落を見て見ないとわかりませんが、信仰的な意味合いがあっての色かもしれません。

風獅爺は新しいものがどんどん増えているそうですね、私は屋根の棟型の風獅爺をもっと見たかったのでそれが残念でした。

金門の他の辟邪物も面白いので、いつかじっくりそういうものを見て廻りたいですね。

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