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北投社の狛犬

北投社の狛犬は現在、逸仙國小にあります。

最初、その存在について片倉佳史さんに教えていただいたとき、いきさつもお伺いしました。それによると、神社が取り壊される直前、こっそり学校の職員の皆さんが夜陰に乗じて敷地内へ運び込み隠したそうです。それを決意した当時の先生方へ、ただ頭が下がる思いでいっぱいです。

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2005年1月の時点では、校舎前の花壇近くに据えられていました。しかも、阿のほうは花壇に埋もれていました。

その時は守衛さんにお願いして中へ入れていただいたのですが、しばらくすると先生がいらっしゃって北投神社のお話を聞かせて下さいました。

何故狛犬は今花壇(階段)の横にあるのかお尋ねしたところ、前は別の場所にあったけれども、新しく校舎を建てたときにここへ移したということでした。どこに据えたものかと、様々な事情があって悩まれたのかもしれません。

さてこの狛犬ですが、つくりからすると昭和初期辺りのものだと思われます。顔の部分は他にもよく似た狛犬が台湾に存在しており、恐らく浪花狛犬をアレンジした形(別の要素が混じっているので)がベースになったモデルが存在したのでしょう。

ちなみに青く塗られている理由としては、所謂「青獅」を意識したのでは、と勝手に推測しています。

Sp1050689そして2006年夏、狛犬は学校の正面へ移されました。

今年の5月になって、ようやく会いに行くことが出来ました。

胸を張る青い狛犬の姿に、感無量でした。私は今護っている対象が子供たちになったんだと、そう思っています。

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Sp1050714 アクセス方法:捷運淡水線北投站にて支線へ乗り換え、新北投站下車。

駅を出て泉源路(左画像中央の通り)を山側へ向かって歩いて5分。右手にあります。

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コメント

なんだかそこはかとなく浪速っぽい狛犬ですねぇ。
舌をペロリと出しているところが愛らしいです。

xiaowuさん:
顔が特に浪花狛犬っぽいのですが、全体的にそれだけじゃないっていうのも感じられます。特に尾の部分です。
阿の口のこれ、実は石なんですよ!それがうまいこと舌のように見えるんです。最初は意図的に入れたのかなあとも思ったのですが、普通の石みたいなので、随分前にいたずらで平たい石を入れられたたんじゃないかなと・・・

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